タグラグビーは、名前にラグビーがついていますが、ルールとボールが似ているだけでラグビーとは違うスポーツです。
ぶつかること(タックル)がないのでとても安全にプレーできます。女の子もたくさんしています。
タグラグビーは、タグを腰に2本つけてシッポとみなして、シッポ取りをする『新しい鬼ごっこ』と言われています。
鬼ごっこには、小学生時代に必要な運動練習要素が詰まっている、と再注目されています
足が速くなるには、たくさん走ることが大事ですが、小学生ではダッシュ練習なんてつまらなくてなかなかできません。しかし、鬼ごっこなら、常に全力で走りますし、1分近くダッシュをすることもあります。これは走力をつける練習には最適です。
鬼から逃げるとき、相手に合わせてスピートを上げたり下げたり、ジグザグに逃げたり、台に飛び乗ったり、飛び降りたり、鉄棒などをくぐったりなどなど、様々な筋力をつかって走り、体を自在に操る力や空間認知能力、まさに調整力が向上していきます。
鬼が複数で行うようなときは、大きな声を出して指示したり、状況を把握し協力したりするプレーが自然とできるようになります。
戦術とチームプレーが大事なので、走ることに自信がなかったり、ボールゲームが苦手だったりする子供でもチャンスがあります。
他の球技のように、特殊な技術の習得に時間がかからないので、すぐに試合ができるようになります。それでも、ものすごく奥の深い球技です。